記事一覧

古典を学習する

育志館では、9月より、受験生は平常授業以外に「2S特訓(スーパースタディ)」という授業が行われています。その中で、中3は100分×6回にわたって古典の授業が繰り広げられます。
一般に、中学校では古典の学習に先生方が十分と思える時間取れてはいないことが多いと思います。実際、模擬テストの結果を見てみますと、全国的に、古典での得点力が他よりも弱くなっています。
こうしたところをおぎなっていくことが、塾の任務の一つであるだろうと思いますが、育志館では、これだけしっかりした時間を取っているので、苦手なところを基礎からきっちり学び直すことができます。
昨日は、歴史的仮名遣い、中1レベルの古文の読解問題(枕草子・竹取物語・醒睡笑より)を100分かけてすることができました。こうした基礎的な事項も実際には子供たちは知らないことも多く、目から鱗がぽろぽろ落ちていたようです。他でここからやれるところはそうはないと思います。

たとえば、「冬はつとめて」の「つとめて」は「早朝」という意味であるとか、歴史的仮名遣いをローマ字に直して「AU」や「AFU」は[OU]に直して戻す(例:さうらふ→SAURAFU→SOUROU→そうろう)等、基礎的なことを細かく学習しました。