シルバーウィークも終わり、今日から授業再開です。
日曜日には「中学・高校進学説明会」もありますし、中間テスト3週間前にもなりましたので、我々講師にとっても、生徒たちにとっても忙しい日々が続きそうです。
みなさんは、このシルバーウィークをどのように過ごされたのでしょうか?
受験生のみんなは、勉強三昧の日々を過ごしたのでしょうか?
私は、十数年ぶりに大学時代の仲間たちと再会しました。
大学の“ゼミ”(クラスのようなもの)の仲間たちと、教授の「十三回忌」ということで、久しぶりに大学に集まりました。
(私たちのゼミの教授は、私たちが四年生のときに、病気で亡くなりました。写真の教授は、その後卒業まで私たちの面倒を見てくださった教授です。)
現役の大学生に混じって、食堂でご飯を食べたり、授業(ゼミの研究発表)に飛び入り参加させてもらったりして、十数年前にタイムスリップしたような感じでした。
仲間たちとの会話は、今どこに住んでいる、どんな仕事をしている、結婚した、子供が生まれた、子供が何歳になった、といった近況報告や、大学時代の思い出話などでした。
私にとって、この仲間たちは、私を成長させてくれた掛け替えのない仲間たちです。
このゼミでは、討論会やディベートなどを活発に行っていて、皆自分の意見をしっかりと持っているのはもちろん、誰も気づかないような切り口で考えることのできる人、鋭く端的に指摘ができる人、他人の意見をよく聞き入れまとめることができる人など、自分にはない能力を持った人たちばかりです。
当時の私は「同級生なのに、こんなスゴいやつらがいるんだ。自分はまだまだだなぁ。」と感じながら彼らと接し、一緒にいるだけで自分を高めることのできる、尊敬すべき仲間たちだと思っていました。
今回のこの集まりがあることを聞いたのは、ちょうど先月、私にとって辛い出来事のあったときでした。
みんなに会うことで、あのときのように、今の自分に足りない何かを得られるだろう、と非常に楽しみにしていました。
実際に会って、いろいろな話をする中で、これからの人生において前向きに生きていくためのパワーをもらいましたし、何よりも自分には「大切な仲間たち」がついていることを再認識することができました。
ほんの数時間でしたが、非常に充実した時間を過ごすことができました。
生徒のみんなにも、学校や塾、クラブ活動などを共にする“仲間”がいると思います。
また、これからもたくさんの“仲間”と出会うことと思います。
どんな仲間であれ、「大切な仲間」であることに変わりはありませんが、その中でお互いを高め合うことのできる、お互いに成長することのできる“真の仲間”を、是非見つけてほしいと思います。
(注)生徒たちには普段、「ラーメン大学出身」と言っていますが、本当はラーメン大学ではありません。
写真にあるような、「素晴らしい仲間のいる大学」です。
岸本