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地球について学ぼう

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本日、小学部の「お楽しみ特別講座」を実施しました。

テーマは「地球について学ぼう」ということで、まずペーパークラフトで“地球儀”を作ってもらい、それを使って「なぜ昼は明るくて夜は暗いのか?」「なせ季節があるのか?」「なぜ月が満ち欠けするのか?」などを学んでもらうという講座です。

午前10時から、地球儀を作り始めました。
切ったり、折ったり、貼ったりという作業だったのですが、細かい作業が多く、みんな苦労しながらも、楽しそうにしていました。
特に、貼り合わせていく作業が難しく、なかなかきれいな球形にならず、少しいびつな形の地球になってしまった人もいました。
それでも、時間が経つにつれて、慣れてきてコツをつかんだこともあり、だんだんと上手くできるようになってきました。
地球儀が完成したのは、予定していた終了時刻の3時を少し回ったころでした。
予定していた、地球儀を使ってのいろいろな学習はできませんでしたが、みんな楽しくすることができましたし、形はともかく、自分自身の“オリジナル地球儀”を、無事完成させることができました。
また、みんなの勉強中とは違った表情や、意外な一面も見ることができました。

今後も、こういった「お楽しみ講座」として、教科の勉強とは違った、楽しみながらいろいろなことを学べる企画を実施していきたいと思います。
今回、小6プログレスクラスのみんなは、算数の補習授業のために、残念ながら参加できませんでしたが、楽しいだけでなく、勉強にもなることなので、機会を見つけて是非やってもらいたいと思います。

岸本

夏期講習会後半スタート!

お盆休みも終わり、本日から夏期講習会の後半がスタートしました。
このお盆休みには、田舎へ帰ったり、どこかへ遊びに行ったり、旅行に行ったりと、みんなそれぞれの過ごし方をしたことと思います。
夏期講習会も残り約2週間、ラストスパートということで、もうひと頑張りしていきましょう。

ここで、少し私の趣味の話を。
今、ドイツのベルリンで「世界陸上」が行われています。
中学生の時に陸上部に所属していた私にとって、「陸上競技」は趣味の一つです。
(小学校・高校・大学と、サッカーをしていましたが、中学のときだけは、陸上をやっていました。)
「世界陸上」とくに100m走などをテレビで見て、「スゴいなぁ」と思う人は多いでしょうが、「陸上競技をすることの面白さ」が分かる人は少ないのではないでしょうか。
陸上競技に対して、「ただ走るだけなのに、何が面白いの?」「しんどいだけやん。」とか、「足が速い人がする競技やろ。」と思っている人が多いのではないでしょうか。
陸上競技は、サッカーや野球などの「団体競技」ではなく、「個人競技」です。
競う相手は、対戦相手ではなく、「自分自身の記録」ということになります。
自分が「上手い・下手」「足が速い・遅い」に関係なく、また相手がどうこう、仲間がどうこうに関係なく、取り組むことのできるスポーツです。
たとえ、どうってことのないような記録であっても、自己の記録を更新するために、課題を持って、目標を持って一生懸命練習をしてきた成果としての記録であれば、十分に満足感の得られる、素晴らしい記録なのです。
実際にメダルを獲得できるような記録でなくても、自分で満足できるような記録が出せたときは、自分の中で自分に「金メダル」をあげている人も多いと思います。
私の中学3年時の100m走の記録は、12秒台と平凡なものでした。
どの大会の予選も通過できないような記録でしたが、中1のはじめの頃の18秒台に比べると、3年間で5秒以上も縮めた、素晴らしい記録だと自分では思っています。
陸上競技は、どんな人でも、それぞれの課題・目標・目的を持って取り組むことのできる、楽しむことのできるスポーツなのです。

これって、何かに似てませんか?
「勉強」に似てると思いませんか?
たとえば、ある大会(テスト)で「70点」という一見平凡な記録(点数)が出たとしても、その人が今まで50点くらいしか取ったことがなく、少しでもいい記録を出すために、必死で頑張ってきた成果なのであれば、「メダル」に値する記録だといえると思います。

日頃からトレーニングを積み重ね、定期テストや模擬テストなどの「記録会」で自分の記録(点数・偏差値)を確認し、記録を更新していき、最終的には「入試」という「大会」で、「合格」という名の「金メダル」を勝ち取る。
当然、ただがむしゃらに走るだけでは、記録は伸びませんし、練習の仕方次第では、記録が落ちてしまうこともあります。
陸上選手が記録を伸ばすために、「腕の振りを大きくする」「足を高く上げる」「筋力をアップする」など、それぞれ課題を持って練習に取り組むのと同じように、「計算ミスをなくす」「単語や漢字などをしっかりと覚える」など、「この教科のこの単元・分野を克服するために、こう勉強する」と課題を持って取り組んでいく必要があります。

そして私たち講師は、生徒たちみんなをそれぞれの金メダル獲得へ導いていく監督・コーチです。
厳しい練習を強いることもありますが、それはすべて金メダルを取ってもらうためです。
生徒たちには、少しずつでも記録を更新できるように、金メダルを獲得できるように、毎日サボらずしっかりと、トレーニングを続けていってほしいと思います。

ちなみに、私は陸上部の顧問の先生に「1日練習をしない日があったら、取り戻すのに3日はかかる」と言われてました。
勉強も・・・

岸本

生命

お盆休みの真っ最中ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

この時期、終戦記念日や日航ジャンボ機墜落事故、また今年は集中豪雨や静岡県中部地震による被害など、“生命”の大切さを改めて考えさせられる機会が多くあります。

私自身も、個人的に“生命”について考えさせられる出来事がありました。

去る8月10日、私の大切な人が亡くなりました。
病死でした。
病気が治ったら、良くなったら・・・と、ある約束もしていました。

彼女は十数年、闘病していました。
私も、この4年ほど一緒に闘いました。
私は、自分にできる限りのことをしてきたつもりですし、もちろん彼女も精一杯頑張ってきたんだと思います。

彼女は“有美子”という名前でした。
その名の通り、(見た目はともかく)「心に“美しさ”の“有る”“子”」でした。
明るくて、優しく思いやりがあり、真面目で責任感が強く、誰からも好かれる人でした。
そのため、ある病気にも好かれてしまい、断ることもできず、受け入れてしまいました。

家族も含め、自分に近い存在の人を亡くすのは初めてのことで、とにかく泣きました。
こんなにも出るのか、と思うくらい涙が溢れ、止まりませんでした。
“悲しい”とか“辛い”とか、そんな言葉では表現できないような感情でした。

私のお別れの言葉として出てきたのは、「ありがとう」でした。
「何でや!」「あの時こうしていれば…」「これからどうしたらいのか・・・」など、いろいろと思いましたが、最後に出てきたのが「ありがとう」という“感謝”の気持ちでした。
とにかく、「ありがとう」「ありがとう」と何度も何度も言いました。
彼女と出会ってから、いろいろな経験をさせてもらい、人として成長することができました。
そのことに対する“感謝”の気持ちでした。

それから、これからのことを考えました。
これから私の一生をかけて、彼女に対する“恩返し”をしていこうと決めました。

ちょうど「塾の講師」という、生徒やその保護者という人前に立つ立場にあることを、またこうしてブログを通じてたくさんの人たちにメッセージを伝えることのできる立場を利用させてもらって、あることを伝えていこうと決めました。

「健康であることの大切さ・ありがたさ」「生命の尊さ・大切さ」といったことを、いろいろな形で、できる限りの人に伝えていきたいと思います。

世の中には、病気で苦しんでいる人がたくさんいます。
また、その病気に勝てずに生命を落としてしまう人もたくさんいます。
病気になろうと思って病気になった訳ではないし、治したい、治りたいと思っていても治らないこともあります。
その一方で、自ら健康を害することにつながることを、平気であるいは無意識のうちにしてしまう人もたくさんいます。
とにかく、すべての人に「健康の大切さ・ありがたさ」をもう一度よく考え直してほしいと思います。
「手洗い・うがいを必ずする」、「無茶な夜更かしや徹夜はしない」、「食事をしっかりととる」といった、小さなことに思えることでも、大切なことだと感じてほしいと思います。

また「“生命”の尊さ」をもう一度考え直してほしいとも思います。
たとえ、どんな人の“生命”であっても。
人は誰も、一人で生きているのではありません。
家族や友人、恋人などたくさんの周りの人に支えられ、支えあって生きているのです。
今回、たくさんの人の悲しむ姿を見て、また自分自身も経験して、改めて感じました。
決して、自分の“生命”を、他人の“生命”を粗末にするようなことをしないでほしいと思います。
また「死ね!」なんて言葉を、軽々しく言わないでほしいと思います。
たとえ、それが本気でなくても。

そして、もう一つ。
これから“先生”として、たくさんの子供たちに接していきますが、そのみんなに「“美しさ”の“有る”“子”」になってもらえるようにしていくことです。
「彼女のような性格になってほしい」ということではなく、人はそれぞれに、心に“美しさ”が“有”ります。
その心の“美しさ”を、もっともっと引き出していくお手伝いをしていきたいと思います。
「それぞれの“美しさ”が“有る”“子”」になるように。

これが、私にできること、していかなければならない使命だと思います。
もちろん、講師として勉強を教えていくことが本分ですが、機会があるごとに、こういったことを皆さんに伝えさせていただきたいと思います。
これらのことを、天国の有美子に誓って、これからの人生を送っていきたいと思います。


長くなりましたが、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
私自身のプライベートな内容が多く、塾講師のブログとしてはふさわしくない、と思われた方もいらっしゃるでしょうが、どうしても書かずにはいられませんでした。
どうかご了承ください。

これからも、「ワンゼミ講師・岸本」として、また「岸本重樹」個人として、精一杯頑張っていきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

岸本

明日からお盆休み

明日、8月9日(日)から8月16日(日)まで、お盆休みとして、全学年とも授業はお休みです。

皆さんはこのお盆休みをどのように過ごされるのでしょうか?

もちろん、小6・中3の受験生は、「受験生には、盆も正月もない」ということで、朝から晩まで猛勉強!となることでしょう。
しかし、本当に朝から晩までダラダラと勉強するのは、よくありません。
事前に、この休み中にすべきことを確認し、何日の何時から何時まではこの教科の勉強、と必ず計画を立てるようにしましょう。
しっかりと計画的にできるのであれば、遊びに行ったり、ゲームをしたりしても構いません。
また、せっかくのお盆休みなので、1日・2日ぐらいは全く勉強をしない日があっても構わないと思います。
とにかく、メリハリをつけて、計画的にしていきましょう。

受験生でない他学年の人も同様です。
宿題をするのは当然ですが、この夏期講習の前半に学習したことをしっかりと復習し、お盆休み明けの後半の授業、また、講習会の最後にある実力テストに備えるようにしましょう。

1週間のお盆休みを充実した期間にしましょう。

岸本

新聞記事

昨日は、中学生の授業がない日でしたが、1人の高校生がいつものように自習に来ていました。

今日は何の勉強をするのか、と思っていたら、紙袋から大量の新聞を取り出して読み始めました。
新聞を読んで、その中からある記事についてレポートを書く、という宿題が出されているそうです。

そういえば以前、他の高校に通う生徒も新聞を持ってきてレポートを書いていました。
夏休みに限らず、どの高校もそういった新聞記事のレポートをさせているようです。
私が高校のころは、そんなのなかったと思うのですが(記憶にないだけで、出されていたのかも知れませんが・・・)、社会へ目を向けさせるためなのでしょうか。
また、「活字離れ」への対策というのもあるのでしょうか。
ともかく、こういったことが好きだ、という生徒はあまりいませんし、みんな苦労しているようです。

私自身、新聞を読むようになったのは、大学生になってからでした。
大学で討論会やディベートをする機会が多かったのですが、はじめのうちは、それまで新聞をほとんど読んでおらず、政治や経済、社会について「無知」で、ほとんど発言できない状態でした。
自分が世間知らずだったことを知り、恥ずかしく思い(「無知の知」ならぬ「無知の恥」)、通学電車の中で必死で新聞を読むようにし、テレビもニュースや情報番組をよく見るようにしました。

私の場合は、このようなきっかけで社会へ目を向けるようになったのですが、他の皆さんはいつから、どういうきっかけなのでしょうか?
大人になるにつれていつの間にか、という人もいるのでしょうか。
学校で課されるレポートを書いていくうちに、新聞を読む習慣がついてくるのでしょうか。

とにかく、世間を知ること、社会へ目を向けることは、重要であり必要なことです。
生徒たちに対していろいろな話をすることで、そのきっかけができれば、と思います。

岸本

ロボット教室

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本日、8月の第1回目の「ロボット教室」の授業を行いました。
本来は、毎月第2・4土曜日に実施するのですが、8月は夏期講習中のため、変則的な日程になっています。

今回作ったのは、写真のような4足歩行のロボットで、その名も「ペットロボ」。
(ピンクが前足、ブルーが後ろ足になっています。)
愛情をこめて、うまく飼い馴らさないと、飼い主の言うことを聞いてくれないペットのように、うまく組み立てないと、思うように歩いてくれません。

このロボット、構造はシンプルなのですが、かなり本格的です。
組み立てるのに、ドライバーでねじをつける箇所があり、「ドライバー初体験」のR君でしたが、最初は苦労しながらも、だんだんとコツをつかみ、最終的には見事なドライバーさばきを見せてくれました。

なんとか手なずけた(組み立てた)ペットを、散歩させてみたのですが、まっすぐ歩いてくれないどころか、その場で回ってしまいました。
まっすぐ歩いてもらうために、前足・後ろ足それぞれ付ける位置をいろいろと試しながら変えていきました。
R君は「目があっち向いてるから、あっちに曲がるんや」ということで、目の向きを調整していました。

いろいろ試した結果、なんとか歩いてくれたのですが、今回は「もっとうまく歩くように、家でいろいろ試してみる」という宿題を出しました。
はたして、上手く飼い馴らすことができるのでしょうか。

次回は、この「ペットロボ」を改良し、全く別の動きをするロボットを作ってもらうことになります。
毎回、生徒だけでなく私自身も、次の授業を楽しみにしています。
次は、どんな動きをするどんなロボットなのでしょうか?

岸本

ようやく梅雨明け

本日8月3日、気象庁から近畿地方の梅雨明けが発表されました。
これは、平年より15日遅く、昨年よりも22日遅く、また1951年の観測開始以降、最も遅い梅雨明けだそうです。

日本各地で梅雨前線の影響による大雨のため、さまざまな被害が出ましたが、6月に発生したエルニーニョが、影響を与えた可能性があるとのことです。

この「エルニーニョ現象」というのは、東太平洋の赤道付近(ちょうどガラパゴス諸島に当たるところ)で海水の温度が上昇する現象のことだそうです。
なぜ、海水の温度が上がるのか?というのは、難しい話になるので、やめておきますが、遠く離れたところで起こった現象が、日本にまで影響を与えているということに驚いてしまいます。

また「エルニーニョ」という言葉は、スペイン語で「唯一の子」つまり「神の子(=キリスト)」という意味です。
なぜ、「異常気象」というマイナスのイメージのあるものに、「神」というプラスの意味の名がつけられているのでしょうか?

私は「エルニーニョ」と聞くと、この「エルニーニョ現象」よりも、スペイン人サッカー選手の「フェルナンド・トーレス」を思い出します。
彼は少年時代からズバ抜けた才能を発揮していたので、「エルニーニョ(神の子)」というニックネームがつけられました。
ちょうど、昨日の深夜(というか今日の早朝)、彼の所属するリバプール(イングランド)と中村俊輔の所属するエスパニョール(スペイン)とのプレシーズンマッチがテレビで放送されていました。
もちろん、テレビ観戦したのですが、「エルニーニョ」はあまり活躍できませんでした。
ついでに、中村もそれほど活躍してませんでした。(日本のメディアは、「1アシストの大活躍!」などと大げさすぎます。)

梅雨明けから脱線してしまいましたが、これから夏本番です。
暑い日が続くでしょうが、体調に気を配り、しっかり乗り切っていけるように頑張っていきましょう。

岸本

今日から8月

今日から8月です。
夏真っ盛り!といきたいところでしたが、この天気でした。

バケツをひっくり返したような雨が、降ったりやんだり、また雷まで鳴ったりと、ものすごい天気でした。
京都の北部では、床下・床上浸水の被害も出ているようですし、宇治市では、強風で屋根が飛ばされたりコンクリートの柱が折れたりする被害があったそうです。

先日の集中豪雨といい、地球がどうにかなってしまったのか、と思ってしまうほどです。
月の初めくらい、気持ちのいい天気であってほしいものです。

さて、明日は日曜日です。
特に予定もなく、まだ何をするか決めていませんが、とにかくゆっくりしたいと思います。
やはり、しっかりと体を休めてパワーを充電しておかないと、この夏を乗り切ることはできません。
何事もメリハリが大事です。
頑張るときは、思いっきり頑張る!休むときは、思いっきり休む!
ということで、明日は思いっきり休みたいと思います。

岸本

スイカ

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本日、ある生徒が、「ウチで作ったスイカやで~。食べてや~。」と、スイカを持ってきてくれました。

「デカいなぁ」と思っていたら、「そうでもないで。普通やで。」と言われてしまいました。
それにしても、立派なスイカです。
持ち帰って、早速いただこうと思います。

よく、「スイカは果物ではなく、野菜の仲間」だと言われますが、確かに園芸分野では野菜に分類されるようですが、青果市場の取り扱いや栄養学上では、果物に分類される、とのことです。
ただ、「理科」で習うときは、園芸分野での「1年生及び多年生の草本になる実は野菜、永年生の樹木になる実は果物」という分類の仕方から、「野菜」に分類されるそうです。
ちょっと、ややこしいですね。

とにかく、「果物」だと言っても間違いではないので、食べるときは「果物=デザート」だと思って、おいしくいただこうと思います。

また、スイカは漢字で「西瓜」と書きますが、これは中国で「西瓜」と書いて「シーグァ」と読むことから来ているそうです。

やはり、「スイカ」というと「夏」という感じがします。
実は私、子供のころはあまりスイカが好きではありませんでした。
その理由は、「種を出すのがメンドクサイから」という、くだらないものでした。
大人になって、「スイカに含まれるカリウムに夏バテ防止効果がある」と知り、毎年必ず食べるようにして、「夏」を感じるようにしています。

○○さんとその保護者さま、ありがとうございました。
これで、この夏をしっかりと乗り切っていけることと思います。

岸本

集中豪雨

先日、日本各地で集中豪雨があり、特に九州・四国では、多くの犠牲者が出ました。
その7月19日から26日にかけての集中豪雨に「平成21年7月中国・九州北部豪雨」という名がつけられたそうです。

このあたりでも、大雨洪水警報が出されるなど、かなりの雨が降りましたが、福岡市では7月24日19時25分までの1時間に116.0ミリの雨を観測したほか、福岡県、山口県、長崎県で1時間に80ミリを超える猛烈な雨となったそうです。

また、群馬県では「竜巻」が発生し、こちらも大きな被害があったようです。

この「集中豪雨」や「竜巻」の原因は、梅雨前線の活動が活発化したことだそうです。

もうすぐ8月だというのに、まだ梅雨明けしていなかったんですね。
気象庁によると、九州南部は7月12日頃に、関東地方は14日頃に「梅雨明け」されたそうです。
なぜ、中国・近畿・中部をとびこえて、関東が先だったでしょうか?
また、「梅雨明け」はいつになるのでしょうか?
関東地方の梅雨明けの日付を見直すことも検討されているようです。

集中豪雨についていろいろ調たのですが、この「集中豪雨」という言葉は、実はけっこう身近なところからきていたのです。
初めて「集中豪雨」という言葉が公に使用されたのは、1953年(昭和28年)8月14日から 15日にかけて、京都府の木津川上流域で発生した雷雨性の大雨に関する、1953年8月15日の朝日新聞夕刊の報道記事とされているそうです。

こういった集中豪雨や竜巻、台風、大雪などの気象災害、地震や津波などの災害のニュースを目にすると、改めて自然の恐ろしさを感じます。
これだけ様々な技術が発達した現在でも、それらを予知したり、未然に防いだりすることはできません。
やはりこれは、自然を破壊し続けている人間に対して、地球があるいは神様が怒っている、ということなのでしょうか。
非科学的な考えでしょうが、「自然を大切にすれば、こういった自然災害はなくなる」と信じていきたいものです。

岸本

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