今度の日曜日は「父の日」ですが、今日の5年生の授業での「三分間のこころざし」は、ちょうどいい内容のものでした。
孟武伯、孝を問う。
子曰く、「父母はただ其の疾いを之れ憂う」
(孟武伯という人が「親孝行で大事なことはなんですか?」とたずねたとき、孔子先生はこうおっしゃった。「とにかく、父や母が病気にならないかどうかを心配しなさい」)
お手伝いをしたり、料理を作ってあげたり、プレゼントをあげたりすることだけが親孝行ではありません。
何よりもまず、親の体の心配をしてあげることが親孝行の第一歩である、ということです。
もちろん、「病気の心配だけしていれば、他には何もしなくてもいい」というわけではありません。
とにかく相手(親)に対する気遣いが大切だ、ということです。
5年生のUさんは、父の日にプレゼントをあげる予定をしているようですが、いつもどおりの「お父さんありがとう」だけではなく、お父さんの体を気遣うことばもつけて、プレゼントを渡すことにしたようです。
何て言おうかいろいろ考えていたようですが、どんなことばでも気持ちがこもっていれば、それでいいと思います。
これを読んでくれているみなさん、父の日は“親孝行”をする絶好の機会なので、“親孝行”をしてみましょう!
新田辺スクール 岸本