夏休みの宿題には、必ず「作文」が出されます。
もっともよくあるのが「読書感想文」で、そのほかに「税金に関して」や「少年の主張」など、いろいろと出されているようです。
「作文」が苦手・嫌いという人は、やはり多いです。
私も小・中学生のころは、嫌いでした。
でも、なぜ嫌いなのでしょうか?
「○○字以上」「原稿用紙△枚以上」と決められるから、嫌になるのでしょうか。
また、本を読んでも全く何も思わないことはないだろうし、税金に対して何も思わない、意見がないということもないと思います。
感想や意見は、人それぞれ違っていて当たり前なのに、「こう思うのが正しい解釈の仕方だ」「こういう意見が正しい意見だ」と、模範解答のようなものがあって、それを求められている、と思ってしまっているから、嫌なのでしょうか。
自分の感想や意見・考えを、自分の言葉で述べることは、非常に大切です。
その力を、子どものうちにしっかりとつけさせよう、ということで「作文」を書かせるのでしょうが、もっと自由に書かせてあげるべきだと思います。
「本当はこう思ってるんだけど、そう書いたらヘンなやつだと思われるから、やめとこう。」と思う子もいるはずです。
また、ちょっと違った書き方をした子に「それは違うんじゃないかな。みんなは、こう思ってこう書いてるよ。」という感じで先生も対処しているのではないでしょうか。
日本人は他の国の人と比べて、画一的だとか個性がないだとかよく言われますし、私自身も子供のころは、みんなと同じようにしなければならない、みんなと違うと変人扱いされる、というような考えがどこかにあったように思います。
「自分の思ったことを、意見を、考えを、素直に自由に書きましょう!」ということであれば、書いているときに「あと○文字も何書いたらええねん。」なんて、字数を気にする必要もなくなるでしょうし、他人の作文を「パクって書く」なんてこともなくなるでしょう。
とにかく、子どもたちには「自分」というものをしっかりと持ってほしいと思いますし、「みんなと同じこと」は必ずしもいいことではない、ということを分かってもらいたいと思います。
岸本