お盆休みも終わり、本日から夏期講習会の後半がスタートしました。
このお盆休みには、田舎へ帰ったり、どこかへ遊びに行ったり、旅行に行ったりと、みんなそれぞれの過ごし方をしたことと思います。
夏期講習会も残り約2週間、ラストスパートということで、もうひと頑張りしていきましょう。
ここで、少し私の趣味の話を。
今、ドイツのベルリンで「世界陸上」が行われています。
中学生の時に陸上部に所属していた私にとって、「陸上競技」は趣味の一つです。
(小学校・高校・大学と、サッカーをしていましたが、中学のときだけは、陸上をやっていました。)
「世界陸上」とくに100m走などをテレビで見て、「スゴいなぁ」と思う人は多いでしょうが、「陸上競技をすることの面白さ」が分かる人は少ないのではないでしょうか。
陸上競技に対して、「ただ走るだけなのに、何が面白いの?」「しんどいだけやん。」とか、「足が速い人がする競技やろ。」と思っている人が多いのではないでしょうか。
陸上競技は、サッカーや野球などの「団体競技」ではなく、「個人競技」です。
競う相手は、対戦相手ではなく、「自分自身の記録」ということになります。
自分が「上手い・下手」「足が速い・遅い」に関係なく、また相手がどうこう、仲間がどうこうに関係なく、取り組むことのできるスポーツです。
たとえ、どうってことのないような記録であっても、自己の記録を更新するために、課題を持って、目標を持って一生懸命練習をしてきた成果としての記録であれば、十分に満足感の得られる、素晴らしい記録なのです。
実際にメダルを獲得できるような記録でなくても、自分で満足できるような記録が出せたときは、自分の中で自分に「金メダル」をあげている人も多いと思います。
私の中学3年時の100m走の記録は、12秒台と平凡なものでした。
どの大会の予選も通過できないような記録でしたが、中1のはじめの頃の18秒台に比べると、3年間で5秒以上も縮めた、素晴らしい記録だと自分では思っています。
陸上競技は、どんな人でも、それぞれの課題・目標・目的を持って取り組むことのできる、楽しむことのできるスポーツなのです。
これって、何かに似てませんか?
「勉強」に似てると思いませんか?
たとえば、ある大会(テスト)で「70点」という一見平凡な記録(点数)が出たとしても、その人が今まで50点くらいしか取ったことがなく、少しでもいい記録を出すために、必死で頑張ってきた成果なのであれば、「メダル」に値する記録だといえると思います。
日頃からトレーニングを積み重ね、定期テストや模擬テストなどの「記録会」で自分の記録(点数・偏差値)を確認し、記録を更新していき、最終的には「入試」という「大会」で、「合格」という名の「金メダル」を勝ち取る。
当然、ただがむしゃらに走るだけでは、記録は伸びませんし、練習の仕方次第では、記録が落ちてしまうこともあります。
陸上選手が記録を伸ばすために、「腕の振りを大きくする」「足を高く上げる」「筋力をアップする」など、それぞれ課題を持って練習に取り組むのと同じように、「計算ミスをなくす」「単語や漢字などをしっかりと覚える」など、「この教科のこの単元・分野を克服するために、こう勉強する」と課題を持って取り組んでいく必要があります。
そして私たち講師は、生徒たちみんなをそれぞれの金メダル獲得へ導いていく監督・コーチです。
厳しい練習を強いることもありますが、それはすべて金メダルを取ってもらうためです。
生徒たちには、少しずつでも記録を更新できるように、金メダルを獲得できるように、毎日サボらずしっかりと、トレーニングを続けていってほしいと思います。
ちなみに、私は陸上部の顧問の先生に「1日練習をしない日があったら、取り戻すのに3日はかかる」と言われてました。
勉強も・・・
岸本