いくつかの学校は、もう一学期中間テストを終えました。
テスト後の生徒たちは皆、その出来に一喜一憂しているようでした。
中でも、僕は1人の生徒の様子がとても印象的でした。
「なんであんなミスしてもうてん!これで100点が無くなった!」
どうやら、「この記述があっていれば◯を、間違いであればその箇所を直しなさい。」という問題で、間違っている箇所を直さずに×だけを書く、というミスをしてしまったようなのです。
本人はそれはもう悔しがり、そして自分に苛立っていました。隣の席の生徒が慰めるほどに…。(笑)
いえ、笑い事ではありません。実はその光景を見て、僕はとても感心したのです。
確かにミスは良くないことですね。しかしテストに限らず、ミスはいつ誰にでも起こりうること。
当たり前のことを言いますが、その時に「しょうがない」と思うか、「悔しい」と思うかでは、その後の自分の成長度合いは大きく違ってきます。
彼のように、心の底から「悔しがる」ことができれば、今回のミスも、彼の次なる試練への「経験値」と捉えることが出来るのではないでしょうか?
「次のテストでは、もうケアレスミスはするんじゃないぞ。」と、僕が彼に言う必要もなさそうですね。